
9月末に行った三笠公園の売店でこんな本を買った。
海上自衛隊の艦は(あくまで素人目には)見た目が似ているものが多くて、
自分レベルの知識では、せっかく港で実物の艦艇を見付けても
その艦が何なのかすぐに判別することができない。
そこで、海上自衛隊の施設付近を見学する際にこういう本を常に持ち歩いていれば、
艦の数字や見た目などを手がかりに艦名が分かるだろうということで購入してみた。
横開きの単行本サイズで、価格は896円。

護衛艦や掃海艇の艦艇や、哨戒機や輸送機といった航空機を形式ごとに詳しくまとめてある。
細かな点についてはWikiなどで調べた方が詳しいだろうが
1ページで特徴や概説を知ることができるのは嬉しいし、
現地でいま目の間にある艦についてちょっと知るにはちょうどいい。

資料の部も充実していて、艦番号も一覧でわかるので
例えば「107」と書かれた護衛艦が停泊していれば、それが「むらさめ」であるとすぐに知ることができる。
ハンドブックサイズなのも、前述したように
見学しながら参照する用を考慮してのものなのかもしれず、一冊持っておいて損はない本である。
ちなみにこの本、なんとAmazonや主要なネット通販では売っていない。
昭和時代から毎年発刊されているらしく、古いものが中古で販売されてはいるが
最新版を新品で買うことはできない。
この時代にそういう本があるというのもなかなか凄い。
Googleで調べていると、三笠公園の他には自衛隊見学や基地公開の際に
売店で買うくらいしか手に入れる手段がないらしく、
むしろ三笠公園で普通に買えることが不思議なくらいのようだ。
発行している「海上自衛新聞社」という会社も、このご時世において自社サイトを有しておらず
扱う内容の専門性(これ機密じゃないんだ…みたいなことまでこっそり載ってたりする)を考えても
なかなか謎が深い。
実に不思議な本だ。
これを毎年買うために横須賀を定期的に巡礼するというのも良いかも。
【今日のまとめ】
海自の部隊の住所とかも全部載ってて凄い。
というわけで。
- 2014/11/12(水) 22:33:44|
- 本
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