先日、また一つ歳をとった。
この歳になると特に感慨深さもないのだが、
次にオレが歳をとる時には既に世の中は平成ではないし、オレは20代でもない。
そう考えると不思議な気分になってくる。
29歳にもなってオレは特に何かを成し遂げていないことについて、焦りがないといえば嘘になる。
その焦りというのは、オレの自分に対する絶望というよりは、親や周囲や社会に対する申し訳なさに近い。
人間は社会的動物であるから、社会に対して貢献できていなければ生きている意味がない。
それは無駄な消耗なのだが、オレはその無駄な消耗をしてしまっているのではないかという気持ちになるのだ。
もっとも、たとえ何かしらを成し遂げていたところで、オレは同じようなことを言っているような気もする。
そうだとすれば、このようなことを気にすること自体が無駄な消耗なのかもしれない。
無計画には生きられないが、かといって気にしすぎても生きられない。
オレよりもずっと才能があり、さまざまなことを成し遂げている多くの人間が、気にしすぎたあまりに死んでいった。
オレの人生の目標は生き抜くことであって、途中で死ぬことではない。
もちろん、生き抜くとはいっても、それがみっともない生き抜き方でありたくはない。
そのせめぎ合いの中で、オレはこの先を見据えていかなければならない。
【今日のまとめ】
別に重い話ではない。
というわけで。
- 2018/05/31(木) 23:32:13|
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