相撲協会が、最近「女人禁制」について批判を受けていることに対して、
「緊急時以外は女人禁制を守る」というスタンスを表明したというニュースを目にした。
これに対して、SNSでは批判的な反応が多い。
オレは、もしその相撲協会のスタンスが嫌なら、そんな嫌なスポーツのことなど放っておけばいいと思うのだが、
そうしたことを言う人はあまりいない。
結局は、自分の思い通りにならないことが嫌なのだろうと思う。
先日の事件で、緊急時に女人禁制を貫こうとしたことは問題だったが、それについては上記の表明で例外とすることを協会は表明している。
それで今後の事件は防げるし、特に問題はないはずだが、
批判する人は、そうではなく、自分の考える理想的な相撲協会であってくれなければ嫌なようだ。
言うまでもなく、そのような義憤は無駄な消耗である。
もし、相撲を毎回観戦することを国や会社から強制されているというのであれば、その主張にも正当性があるようにも思うが、そうではないだろう。
単純に、嫌なら相撲を見なければいいし、相撲に限らず、似たように性差別的なスタンスを表明しているスポーツは他にもある。
高校野球だって、女子マネージャーはフィールドに入れない。
相撲だけ特別視することはないし、女人禁制が嫌なら、所詮そのようなスポーツなのだと割り切って、今後関わらなければいい
(「国技だから特別だ」と言う人もいそうだが、相撲が国技だというのは、協会がそう言っているだけだ)。
どうしても女人禁制に反対しつつ相撲を見たいのであれば、別個の相撲団体を作るしかないだろう。
そもそも、言っても聞かない人間を無理やり服従させて主張を通したところで、うまくはいかない。
相撲協会がこれだけ頑なである以上、諦めた方が楽だ。
自らに課された義務ではないことに対して不満をぶちまけるのは、繰り返すが、無駄な消耗だ。
【
今日のまとめ】
オレが女人禁制が正しいと言っているわけではない。というわけで。
- 2018/04/30(月) 22:55:28|
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