土曜、「たまこラブストーリー」を観るのに久々に宇都宮線に乗った。
舞台挨拶付きの上映ということもあるし、グッズも少し見たかったので
上映まで一時間以上余裕のある電車で家を出た。
いま思うとこれが功を奏した。
途中駅で電車が急停止した。
これ自体はよくあることで、停止信号だとか障害物発見だとかで電車はしょっちゅう急停止する。
今回も大した衝撃はなかったからそんなことだろうと思ったら、アナウンス。
「この車輌で人身事故が発生した」とのこと。
とうとうお初。
自分は高校三年間、大学四年間、ロースクール2年間のほぼ毎日を電車で通学していたが
それまで自分の乗った車輌が事故を起こしたことはなかった。
それが電車通学の終わった途端こうしてババを引くのだから人生はわからないものである。
まず「運転士が負傷者の救護を行う」というアナウンスが流れ、
その後「車掌も救護に向かうため、一時的に放送が途切れる」とのアナウンス。
車内は予想外の遅延に苛立つ人、泣く子供、意外と冷静な人と三者三様。
車内LEDに表示された運行再開見込み時刻は1時間以上先だったから、焦る人がいるのも無理はない。
しばらくすると救急車が駆け付けるのが車窓から見える。
負傷者を収容するのだろう。
その後再びアナウンス。
「進行方向左側をレスキュー隊が通るので、具合が悪くなった人がいたら窓を叩いて知らせてくれ」とのこと。
なるほど、この時点で急停止から数十分が経過していたので、急病人が出ないともいえない。
結果的にそのような人はいなかったようだが、そういうケアもきちんとされるようだ。
その後警察の現場検証、運転士による再度の安全確認が行われて運行は再開。
約50分遅れでの再開となった。
事故の詳細は結局よくわからず(負傷者が亡くなったのかどうかなど)、
早く出たおかげで気持ちに余裕があった(映画も時間通り見られた)のでさほど焦りもしなかったが
やっぱりこういうことはある。
この事故に遭遇する前から既に司法試験期間は会場近くのホテルを取ることを決めていて、予約もしていたのだが
やはりどうしても大事な用事の時は早ノリ、前ノリが大事だなと思った。
【今日のまとめ】
一番前に乗ってたらどんな気持ちだったろう。というわけで。
- 2014/04/30(水) 21:06:00|
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