津田大介さんのメルマガで紹介されていて、
またトーニャハーディング先輩から
おすすめを頂いたので購入。
タイトルだけを見ると凡百のいわゆる「Twitter本」の
一つにすぎないと思われがちだけど、
内容はTwitterでの文章表現にとどまらず
あらゆる場所で(更にはリアルの会話であっても)
通用するものになっていて、
「わかりやすい国語の参考書」として使える。
帯には
「『型』を使えば、変われます!」
と書いてあるけど、
この「型」っていうのがまさに大事だと思う。
いま自分が受験準備をしている試験でも、
この「型」ができているかどうかが
直接合否を分けてくる。
Twitterでも試験の答案でも、
もちろん日常会話でもそうだけど、
人は常に相手の話の流れを推測しながら聞いている。
その推測というのは当然、
経験や学習に基づいた「型」にあてはめたものになる。
だから、その「型」を意識せずに
ただ思ったことをダラダラと垂れ流すように
書いたり話したりしていても、
相手は「えっ?」と不意を突かれるばかりで
内容の整理に手一杯になる。
それではうまく伝わるはずもない。
オリジナリティを出すのもいいけど、
相手に伝えたい事が伝わらなければ意味がない。
そういうものは「型」の枠内で、
つまり「やり方」でなく話の「内容」で伝えるべき。
紋切り型でいいのだ。
少し堅苦しい話になったけど、
この本にはそれだけでなく
非公式RTについてだとか、
favられるツイートについて、
ブロックについてだとかいった
なるほどな、と思える面白いポイントも散りばめられている。
Twitterにマンネリ感を抱いている人は是非読んでみては?
タイトルも希望が持てて良い。
自分もまだ一応20代前半なので…
というわけで。
- 2011/12/22(木) 10:52:14|
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